施策の概要
どのような企業にアプローチすべきかを分析することができます。
CRMに蓄積されている「既存顧客の情報」とSalesNowが保有している「企業属性情報(業種・従業員数・設立年月・地域)」等の情報を掛け合わせて分析をします。
解決できる課題
- 受注した企業の受注金額・継続率が低い
- アプローチした企業の商談を実施しても、受注率が低い
- リストを作成しアプローチを実施しているが、商談獲得率が低い
- 受注率を高めるために必要な機能が分からない
分析の例
- 既存顧客分析
- 目的
- 既存顧客の傾向分布
- 解決できる課題
- 受注した企業の受注金額・継続率が低い
- 掛け合わせる項目
- CRM:既存顧客全体
- SalesNow:業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
- ロイヤル顧客分析
- 目的
- 本当に狙うべき企業群の選定
- 解決できる課題
- 受注した企業の受注金額・継続率が低い
- 掛け合わせる項目
- CRM:「契約期間×取引金額=LTV」、「NPS等の満足度調査結果」「取引継続理由」
- SalesNow:業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
- 解約分析
- 目的
- 狙ってはいけない企業群の分析
- 解決できる課題
- 受注した企業の受注金額・継続率が低い
- 掛け合わせる項目
- CRM:取引継続期間・売上・解約理由
- SalesNow:業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
- 受注分析
- 目的
- 狙うべきセグメントの選定
- セグメントごとの営業ストーリー作り
- セグメントごとの受注までのリードタイム改善
- セグメントごとの受注までの行動数改善
- 解決できる課題
- アプローチした企業の商談を実施しても、受注率が低い
- 掛け合わせる項目
- CRM:「受注額」「受注までのリードタイム」「受注理由」「受注案件の行動数」等
- SalesNow:業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
- 失注分析
- 目的
- 狙うべきでないセグメントの選定
- プロダクトへのフィードバック
- 競合分析
- 解決できる課題
- アプローチした企業の商談を実施しても、受注率が低い
- 受注率を高めるために必要な機能が分からない
- 掛け合わせる項目
- CRM:「失注理由」「失注の際の競合企業」
- SalesNow:業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
- アプローチ分析
- 目的
- 良Tierの選定
- 歩留まりを見た上でのアプローチ改善
- 解決できる課題
- リストを作成しアプローチを実施しているが、商談獲得率が低い
- かけ合わせる項目
- CRM:「リスト総数」「アプローチ済み」「担当者通電」「資料送付」「商談獲得」「有効商談」
- SalesNow:リスト抽出条件(Salesforceにリスコンバートできる機能が必要)。今であれば、手動インポート 業種or事業内容/従業員数レンジ/地域/設立年月
ロイヤル顧客=LTVが高い×満足度が高い=増えれば会社の成長の太い柱になる企業
受注はしやすいが、解約しやすい本来的には取るべきではない顧客群の分析
実施手順
- 分析対象を決定し、データを整備する
- SalesNowの情報とCRMの情報を掛け合わせる
- Salesforceを利用している場合
- ラベルでの突合を行う場合
- 名寄せが完了した企業の連絡先情報が活用できるようになります
- 掛け合わせた情報を集計・分析
- ピボットテーブルでの集計
- 示唆出しを行う
上記の分析項目から実施する分析項目に応じて、CRMの情報を整備します
Salesforce連携を行えば、自動的にSalesforceにSalesNow情報を付与できます
‣
SalesNow情報(業種・従業員数・地域・設立年月日等)×CRM情報(既存顧客/受注失注/アプローチデータ等)で集計を実施する
集計によって出てきた定量データと定性データ(セールス担当者の肌感覚等)を掛け合わせて、示唆出しを行います