SalesNow for Salesforce インストールマニュアル

SalesNow for Salesforce インストールマニュアル

本ページではSalesNowとSalesforceの連携の初期設定を説明します。

以下手順に沿って、アプリのインストールと初期設定をお願いいたします。

インストールとアカウント設定

💡
インストール作業にはSalesforceの「システム管理者」権限が必要です。

1. SalesNow for Salesforce をインストールする

AppExchange上で「SalesNow」を検索 or 以下のページからインストールをしてください。

インストール先を指定し「本番組織にインストール」をクリックしてください。

image

インストール詳細を確認いただき、下部の同意にチェックし「確認してインストール」をクリックしてください。

image

Salesforceのログイン画面に自動で遷移するため、ログインしてください。

image

インストール画面に自動で遷移します。「管理者のみインストール」を選択し「インストール」をクリックしてください。

image

次の「サードパーティアクセスの承認」はSalesNow APIにアクセスするために必要なため、チェックを入れて「次へ」をクリックしてください。

image

以下の画面が表示されればインストールが正常に完了です。

image
💡
エラーが発生した場合は? 大変お手数おかけしますが、画面右下のサポート窓口・もしくは担当者までご連絡ください。

2.SalesNowサポート窓口への連絡

インストールが完了したら、SalesNowサポート窓口にご連絡をお願いいたします。

SalesNowにログインいただき右下のチャットから完了の旨ご連絡いただくか、CS担当者までご連絡ください。

チャットの場合はSalesNowにログインし、右下の青色のチャットアイコンをクリックし、チャットを開始してください。

image

3. ライセンスをユーザに割り当てる

SalesNow for Salesforceを利用するには、機能を利用するためにユーザにライセンスを付与することが必要です。

一度付与したライセンスは解除することで、他のユーザに再度割り当てることができます。

以下の手順を確認して、ライセンスを付与してください。

設定 > アプリケーション > パッケージ > インストール済みパッケージ > SalesNow のページを開き、「ライセンスの管理」をクリックしてください。

image

右上には、総ライセンス数と現在使用中のライセンス数が表示されています。

「ユーザを追加」ボタンをクリックして、ライセンスを付与するユーザを追加します。

image
image

ライセンスを付与したユーザが一覧に表示されれば、作業は完了です。

image

4. 権限セット「SalesNow」をユーザに割り当てる

SalesNow for Salesforceをご利用いただく際には、機能を利用するユーザへの「権限セット」の付与が必要となります。

以下の手順をご確認いただき、権限セットの設定を行なってください。

設定 > ユーザ > 権限セット より、SalesNowをクリックしてください。

image

画面上部の 割り当ての管理 をクリックしてください。

image

画面右上の 割り当てを追加 をクリックしてください。

image

割り当てるユーザのチェックボックスを選択し、右下の次へ をクリックしてください。

image

有効期限なし を選択した状態で 割り当て をクリックしてください。

image

割り当てたユーザ名が表示されることを確認したら 完了 をクリックしてください。

image

ここまでで、アプリのインストール及びライセンスの割当が完了です。

続いて、SalesNowコンポーネントやSalesNowカスタム項目をレコードページに配置する設定を行います。

Salesforceでの表示設定

1. SalesNowコンポーネントをレコードページに配置する

SalesNow for Salesforceでは以下のコンポーネントを提供しております。

  • SalesNowカスタム項目 (取引先/リード)
  • SalesNow LWCコンポーネント

AppExchangeをインストールすると上記コンポーネントが追加されます。

カスタム項目やLWCをお使いの取引先/リードページレイアウトに組み込むことで、SalesNowから受け取ったデータを表示することが可能です。

💡
初回のみ設定を行っていただく必要がございます。 また、AppExchangeのアップデートによりカスタム項目が追加された場合にも、追加で同様の作業を行っていただく必要がございますのでご了承ください。

2.カスタム項目をページレイアウトに設定する

設定 > カスタムオブジェクト > 取引先 または リード > 項目とリレーション より、SalesNow_○○ というカスタム項目が追加されていることをご確認いただけます。

image

設定 > カスタムオブジェクト > 取引先 または リード > ページレイアウト より、新たなセクションを追加し、セクション中にご自由にSalesNow項目を追加してください。

image

保存を押して設定を反映していただき、取引先オブジェクトの詳細タブにSalesNowの項目が追加されていることをご確認ください。この時点ではまだデータを転送していないため空欄で表示されます。

image

3.取引先/リードにSalesNowの企業情報を表示する

Salesforceにおけるレコードページはユーザで自由に配置することが可能ですので、以下でご案内する配置は一例になります。

取引先/リードのレコードページを開いた状態で、右上の設定アイコン(歯車)より「編集ページ」をクリックします。

image

中央のパネルに新規タブを追加し、タブの表示ラベル=「カスタム」を選択、カスタム表示ラベル=「SalesNow」と入力し完了ボタンをクリックします。

image

左のコンポーネント群の「カスタム-管理」の中に「SalesNow_*」のコンポーネントがあります。

「SalesNow_企業情報」コンポーネントを追加したタブにドラッグ&ドロップで配置します。

image

「「SalesNow_部署情報」を追加したタブの右隣のセクションにドラッグ&ドロップで配置します。

「保存」をクリックします。

image
⚠️

ここで、「有効化が必要」というポップアップが出てきた場合にはレコードページの有効化を行います。

有効化」をクリックします。

image

アプリケーションのデフォルト」タブを開き、「アプリケーションのデフォルトとして割り当て」をクリックします。

image

今回のレイアウトを有効化したいアプリケーションを選択します。

例として、取引先/リードをSalesアプリケーションで利用している場合は「Sales」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

image

保存」をクリックします。

image

これにて、取引先/リードのレコードページでSalesNowコンポーネントが配置されました。

この時点ではまだデータが入っていないため空欄で表示されますが問題ありません。

image

Salesforce側の設定は以上です。続いてSalesNowとの連携方法を説明します。

SalesNowとの連携設定

1. SalesNowと連携する

SalesNow for Salesforceの機能を最大限にご活用いただくためには、SalesNowからデータ連携の設定を行う必要があります。

Salesforce連携をご契約いただいたお客様は その他の設定 > 外部連携 より連携が可能です。

連携開始

データ連携するをクリックするとSalesforceのログイン画面に遷移します。

image

お使いのSalesforce組織のユーザ名でログインいただきます。すでにログインいただいていた場合、この画面はスキップされることもあります。

image

認証時に以下のような画面が表示され、アクセス許可を求められるので 許可 をクリックします。

image

なお、弊社では APIを使用してユーザデータを管理 という権限を用いて、お客様のSalesforce組織へREST APIを呼び出してデータを取得いたします。取得したデータは他データと隔離されたセキュア領域にて適切に管理しております。

💡
弊社が取得するデータについて (2024年10月7日現在)

Salesforce REST APIを呼び出し以下のデータを取得しております。

  • 取引先データ
  • リードデータ
  • 商談データ
  • 取引先責任者データ
  • ユーザデータ

OAuthログインに成功すると自動でSalesNowの画面に戻り、以下の画面になります。

image
⚠️

OAuthログインに失敗する場合

以下のいずれかのケースにおいてOAuth連携に失敗することがございます。

  1. ログインするSalesforceのユーザが「システム管理者」のプロファイルではない場合
  2. 解決方法
  3. ログインするSalesforce組織にて外部IP制限のセキュリティ設定を行なっている場合
  4. 解決方法

Salesforceからのデータ抽出とSalesNow企業 - Salesforce取引先の名寄せ処理が実行されます。時間がかかる場合がございますのでしばらくお待ちください。

image

※名寄せが完了すると、以下の画面に遷移することが可能です。

 データ連携中タブ: 名寄せを確定しSalesNow for Salesforceへデータを送信した企業の一覧。

 データ未連携タブ: 名寄せが未確定の企業一覧。名寄せの確定については次項(SalesNow for Salesforce インストールマニュアル - 2. 名寄せとデータ連携SalesNow for Salesforce インストールマニュアル - 2. 名寄せとデータ連携 )をご参照ください。

image

2. 名寄せとデータ連携

名寄せ済み (データ未連携)

自動の名寄せの実行後、SalesNow→Salesforceへデータを連携するには名寄せを確定する必要があります。

企業名・代表電話番号・HPドメイン・住所(請求先/納入先)のいずれかで一致している場合、名寄せ候補として表示されます。

データ連携ボタンを押すと名寄せが確定され、データが連携されます。

image

名寄せ済み (データ連携済み)

名寄せが確定した企業はデータ連携中タブに表示されます。

image

即時データ連携を実行

SalesNowに新たな情報が追加された場合、データ連携を再実行する必要があります。月初に自動で実行されますが、即時実行したい場合は「即時データ連携を実行」ボタンをご利用いただけます。

連携解除

連携解除ボタンをクリックすると、名寄せの確定が解除され、データ未連携タブに再表示されます。(Salesforceに既に連携されたデータは消去されません。)

データ連携済みのSalesforce側の画面

名寄せを確定し、データ連携が実行されるとSalesforceの取引先のカスタム項目 SalesNow_○○ にデータが自動で格納されます。

image

3.連携ユーザを切り替える

SalesNow と連携するユーザを切り替えることが可能です。

連携しているユーザが削除された・システム管理者ではなくなった場合に連携ユーザの切り替えが必要です。

  1. 現在認証済みのユーザを確認します
  2. 外部連携 > Salesforce に表示される⚙️アイコンをクリックし表示されるメニューに「認証済みアカウント」が表示されます。このアカウントが現在連携中のSalesforceアカウントです。

    image
    image
  3. 連携ユーザを切り替えます
  4. ⚙️メニューの「連携ユーザを切り替える」をクリックするとSalesforceのログイン画面に遷移します。連携したいSalesforceユーザにログインしてください。

    ここでログインするSalesforce組織が、現在SalesNowと連携しているSalesforce組織と同一であることを確認してください。異なるSalesforce組織の場合は認証エラーになります。

    この時点で既に新しく連携するSalesforceユーザにログインしている場合はこの画面がスキップされます。

    image
  5. アクセス要求の許可
  6. SalesNowと連携を要求する画面が表示されます。問題がなければ「許可」をクリックします。

    image
  7. SalesNowの画面に自動で遷移します
  8. 切り替え確認モーダルが表示されます。「続行」をクリックします。

    image

    初回の連携時と同様に、連携が可能なユーザはシステム管理者のみとなります。

    連携ユーザがシステム管理者でない場合は以下のエラーとなり認証が失敗します。

    image
  9. 新しい認証ユーザに切り替わったことを確認
  10. 認証が成功した場合、認証済みアカウントが新しいユーザに切り替わっています。

    image

以上で、連携するユーザの切り替えは完了です。

4.連携解除

外部連携 > SalesNow の⚙️アイコンをクリックすると表示されるメニューより「連携を解除する」をクリックすると、連携を解除することが可能です。

image

連携を解除すると連携したデータ(取引先との名寄せ)がSalesNowから削除されます。

なお、Salesforceに既に連携したデータは削除されませんので、別途AppExchangeのアンインストールなどのご対応をお願いいたします。(データの自動更新は実行されなくなります)

image

アップデートとアンインストール

1. SalesNow for Salesforceのアップデートについて

インストール同様の手順を行います。

以下App Exchangeよりアプリのインストールを進めます。

インストール画面で「以前のバージョンがインストールされています。既存のデータを保持したままアップグレードできます。」と表示されている場合、アップグレードが可能です。

管理者のみインストール を選択し、アップグレード をクリック

image

次の「サードパーティアクセスの承認」はSalesNow APIにアクセスするために必要なため、チェックを入れて「次へ」をクリック

image

完了画面が表示されれば、正常にアップグレードが成功しました。

image
エラーが発生した場合は? 大変お手数おかけしますが、SalesNowのカスタマーサクセスへお問い合わせください カスタマーサクセス: support@salesnow.jp

2. SalesNow for Salesforceのアンインストールについて

権限セットの割り当てを解除する

SalesNow権限セットに割り当てがある状態の場合、アンインストールが失敗してしまうのであらかじめ権限セットの割り当てを解除します。

設定 > ユーザ > 権限セット > SalesNow > 割り当ての管理 より、割り当てられているユーザを全て選択した状態で 割り当てを追加 の左隣の ゴミ箱アイコン をクリック

image

削除 をクリック

image

これで割り当ての削除が完了しました。

image

次に、パッケージをアンインストールします。

パッケージをアンインストールする

設定 > アプリケーション > パッケージ > インストール済みのパッケージ より、SalesNow for Salesforceをアンインストールが可能です。

image

下記をご対応いただき、アンインストールを押下してください。

  • このパッケージのデータのコピーを、アンインストール後に保存しません に✅
  • はい。このパッケージをアンインストールして、すべての関連コンポーネントを永久に削除します に✅
image

アンインストールされたパッケージに SalesNow が表示されていれば完了です。

image