目次
- 目次
- 1. SalesNow for Salesforce をインストールする
- 2. 権限セット「SalesNow」をユーザに割り当てる
- 3. SalesNowコンポーネントをレコードページに配置する
- 4. SalesNowと連携する
- 連携開始
- 連携ユーザを切り替える
- 連携解除
- 5. 名寄せとデータ連携
- 名寄せ済み (データ未連携)
- 名寄せ済み (データ連携済み)
- データ連携済みのSalesforce側の画面
- 6. SalesNow for Salesforceのアップデートについて
- 7. SalesNow for Salesforceのアンインストールについて
1. SalesNow for Salesforce をインストールする
AppExchange上で「SalesNow」を検索 or 以下のページにアクセスしてください。
インストール先を指定し「本番組織にインストール」を押下してください。
インストール詳細を確認いただき、下部の同意にチェックし「確認してインストール」を押下してください。
Salesforceのログイン画面に自動で遷移するため、ログインしてください。
インストール画面に自動で遷移します。「管理者のみインストール」を選択し「インストール」をクリック
次の「サードパーティアクセスの承認」はSalesNow APIにアクセスするために必要なため、チェックを入れて「次へ」をクリック
以下の画面が表示された場合はインストールが正常に完了しております。
2. 権限セット「SalesNow」をユーザに割り当てる
SalesNow for Salesforceでは初期状態ではシステム管理者以外はSalesNow項目にアクセスできないよう制限しています。
セールスチームメンバーの使う標準ユーザ権限でもSalesNow項目にアクセスできるように、権限セットを割り当てる設定を行なってください。
設定 > ユーザ > 権限セット より、SalesNowをクリック。
画面上部の 割り当ての管理 をクリック
画面右上の 割り当てを追加 をクリック
割り当てるユーザのチェックボックスを選択し、右下の次へ をクリック
有効期限なし を選択した状態で 割り当て をクリック
割り当てたユーザ名が表示されることを確認したら 完了 をクリック。
続いてSalesNowコンポーネントやSalesNowカスタム項目をレコードページに配置する設定を行います。
3. SalesNowコンポーネントをレコードページに配置する
SalesNow for Salesforceでは以下のコンポーネントを提供しております。
- SalesNowカスタム項目 (取引先/リード)
- SalesNow LWCコンポーネント
AppExchangeをインストールすると上記コンポーネントが追加されます。
カスタム項目やLWCをお使いの取引先/リードページレイアウトに組み込むことで、SalesNowから受け取ったデータを表示することが可能です。
カスタム項目をページレイアウトに設定する
設定 > カスタムオブジェクト > 取引先 > 項目とリレーション より、SalesNow_○○ というカスタム項目が追加されていることをご確認いただけます。
設定 > カスタムオブジェクト > 取引先 > ページレイアウト より、新たなセクションを追加し、セクション中にご自由にSalesNow項目を追加してください。
保存を押して設定を反映していただき、取引先オブジェクトの詳細タブにSalesNowの項目が追加されていることをご確認ください。この時点ではまだデータを転送していないため空欄で表示されます。
LWCをページレイアウトに設定する
Salesforceにおけるレコードページはユーザで自由に配置することが可能ですので、以下でご案内する配置は一例になります。
取引先/リードのレコードページを開いた状態で、右上の設定アイコン(歯車)より「編集ページ」をクリックします。
中央のパネルに新規タブを追加し、タブの表示ラベル=「カスタム」を選択、カスタム表示ラベル=「SalesNow」と入力し完了ボタンをクリックします。
左のコンポーネント群の「カスタム-管理」の中に「SalesNow_*」のコンポーネントがあります。
「SalesNow_企業情報」コンポーネントを追加したタブにドラッグ&ドロップで配置します。
「「SalesNow_部署情報」を追加したタブの右隣のセクションにドラッグ&ドロップで配置します。
「保存」をクリックします。
ここで、「有効化が必要」というポップアップが出てきた場合にはレコードページの有効化を行います。
「有効化」をクリックします。
「アプリケーションのデフォルト」タブを開き、「アプリケーションのデフォルトとして割り当て」をクリックします。
今回のレイアウトを有効化したいアプリケーションを選択します。
例として、取引先/リードをSalesアプリケーションで利用している場合は「Sales」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
「保存」をクリックします。
これにて、取引先/リードのレコードページでSalesNowコンポーネントが配置されました。
この時点ではまだデータが入っていないため空欄で表示されますが、正常です。
Salesforce側の設定は以上です。続いて、SalesNowとの連携方法をご説明します。
4. SalesNowと連携する
SalesNow for Salesforceの機能を最大限にご活用いただくためには、SalesNowからデータ連携の設定を行なっていただく必要がございます。
Salesforce連携をご契約いただいたお客様は その他の設定 > 外部連携 より連携が可能です。
連携開始
データ連携するをクリックするとSalesforceのログイン画面に遷移します。
お使いのSalesforce組織のユーザ名でログインいただきます。すでにログインいただいていた場合、この画面はスキップされることもございます。
認証時に以下のような画面が表示され、アクセス許可を求められるので 許可 をクリックします。
なお、弊社では APIを使用してユーザデータを管理 という権限を用いて、お客様のSalesforce組織へREST APIを呼び出してデータを取得いたします。取得したデータは他データと隔離されたセキュア領域にて適切に管理しております。
Salesforce REST APIを呼び出し以下のデータを取得しております。
- 取引先データ
- リードデータ
- 商談データ
- 取引先責任者データ
- ユーザデータ
OAuthログインに成功すると自動でSalesNowの画面に戻り、以下のような画面になります。
OAuthログインに失敗する場合
以下のいずれかのケースにおいてOAuth連携に失敗することがございます。
- ログインするSalesforceのユーザが「システム管理者」のプロファイルではない場合
- ログインするSalesforce組織にて外部IP制限のセキュリティ設定を行なっている場合
Salesforceからのデータ抽出とSalesNow企業 - Salesforce取引先の名寄せ処理が実行されます。時間がかかる場合がございますのでしばらくお待ちください。
名寄せが完了すると、以下の画面に遷移することが可能です。
データ連携中タブ: 名寄せを確定しSalesNow for Salesforceへデータを送信した企業の一覧。
データ未連携タブ: 名寄せが未確定の企業一覧。名寄せの確定については次項(SalesNow for Salesforce インストールマニュアル - 5. 名寄せとデータ連携 )をご参照ください。
連携ユーザを切り替える
SalesNow と連携するユーザを切り替えることが可能です。
連携しているユーザが削除された・システム管理者ではなくなった場合に連携ユーザの切り替えが必要です。
- 現在認証済みのユーザを確認します
- 連携ユーザを切り替えます
- アクセス要求の許可
- SalesNowの画面に自動で遷移します
- 新しい認証ユーザに切り替わったことを確認
外部連携 > Salesforce に表示される⚙️アイコンをクリックし表示されるメニューに「認証済みアカウント」が表示されます。このアカウントが現在連携中のSalesforceアカウントです。
⚙️メニューの「連携ユーザを切り替える」をクリックするとSalesforceのログイン画面に遷移します。連携したいSalesforceユーザにログインしてください。
ここでログインするSalesforce組織が、現在SalesNowと連携しているSalesforce組織と同一であることを確認してください。異なるSalesforce組織の場合は認証エラーになります。
この時点で既に新しく連携するSalesforceユーザにログインしている場合はこの画面がスキップされます。
SalesNowと連携を要求する画面が表示されます。問題がなければ「許可」をクリックします。
切り替え確認モーダルが表示されます。「続行」をクリックします。
初回の連携時と同様に、連携が可能なユーザはシステム管理者のみとなります。
連携ユーザがシステム管理者でない場合は以下のエラーとなり認証が失敗します。
認証が成功した場合、認証済みアカウントが新しいユーザに切り替わっています。
以上で、連携するユーザの切り替えは完了です。
連携解除
外部連携 > SalesNow の⚙️アイコンをクリックすると表示されるメニューより「連携を解除する」をクリックすると、連携を解除することが可能です。
連携を解除すると連携したデータ(取引先との名寄せ)がSalesNowから削除されます。
なお、Salesforceに既に連携したデータは削除されませんので、別途AppExchangeのアンインストールなどのご対応をお願いいたします。(データの自動更新は実行されなくなります)
5. 名寄せとデータ連携
名寄せ済み (データ未連携)
自動の名寄せの実行後、SalesNow→Salesforceへデータを連携するには名寄せを確定する必要があります。
企業名・代表電話番号・HPドメイン・住所(請求先/納入先)のいずれかで一致している場合、名寄せ候補として表示されます。
データ連携ボタンを押すと名寄せが確定され、データが連携されます。
名寄せ済み (データ連携済み)
名寄せが確定した企業はデータ連携中タブに表示されます。
即時データ連携を実行
SalesNowに新たな情報が追加された場合、データ連携を再実行する必要があります。月初に自動で実行されますが、即時実行したい場合は「即時データ連携を実行」ボタンをご利用いただけます。
連携解除
連携解除ボタンをクリックすると、名寄せの確定が解除され、データ未連携タブに再表示されます。(Salesforceに既に連携されたデータは消去されません。)
データ連携済みのSalesforce側の画面
名寄せを確定し、データ連携が実行されるとSalesforceの取引先のカスタム項目 SalesNow_○○ にデータが自動で格納されます。
6. SalesNow for Salesforceのアップデートについて
インストール同様の手順を行います。
以下App Exchangeよりアプリのインストールを進めます。
インストール画面で「以前のバージョンがインストールされています。既存のデータを保持したままアップグレードできます。」と表示されている場合、アップグレードが可能です。
管理者のみインストール を選択し、アップグレード をクリック
次の「サードパーティアクセスの承認」はSalesNow APIにアクセスするために必要なため、チェックを入れて「次へ」をクリック
完了画面が表示されれば、正常にアップグレードが成功しました。
7. SalesNow for Salesforceのアンインストールについて
権限セットの割り当てを解除する
SalesNow権限セットに割り当てがある状態の場合、アンインストールが失敗してしまうのであらかじめ権限セットの割り当てを解除します。
設定 > ユーザ > 権限セット > SalesNow > 割り当ての管理 より、割り当てられているユーザを全て選択した状態で 割り当てを追加 の左隣の ゴミ箱アイコン をクリック
削除 をクリック
これで割り当ての削除が完了しました。
次に、パッケージをアンインストールします。
パッケージをアンインストールする
設定 > アプリケーション > パッケージ > インストール済みのパッケージ より、SalesNow for Salesforceをアンインストールが可能です。
下記をご対応いただき、アンインストールを押下してください。
- このパッケージのデータのコピーを、アンインストール後に保存しません に✅
- はい。このパッケージをアンインストールして、すべての関連コンポーネントを永久に削除します に✅
アンインストールされたパッケージに SalesNow が表示されていれば完了です。